HOUSE COMPETITION KOUDA   ” ほたる ”       

闇に浮かぶ小さな灯

この不思議な生きた光の動きは
暗く冷えた闇に生気を吹き込むがごとく
空間の中心となって複雑な光の軌道を描きつつ 浮遊する


幸田の街沿いに想い浮かぶ2つの灯火

         ” ほたる ”

       O邸

クライアントの要求にはわくわくさせられる
それは 地形についても同じだ

いつも想うのだが この時点で建築はまだ目
には見えていないが もうすでに存在している。
建築家というのは何も無いところから新たに創造すると思われがちだが すでにあるその存在を感じとり あとは空間の秩序に従って形にする シャーマンのようなものだ

インスピレーション


日常が非日常と同居しているものと言えば
茶室がある ある時間ある空間を支配するのは俗世間を客観視する人の意識


日常が喜怒哀楽の感情にゆだねられる心の動きであるならば 非日常というのは 客観 そのもの お互い補完しあう関係か
昔の民家,生活にあって今の住宅から消え去った空間
クライアントの要求は今の住宅 生活の問題の一つの解決方法になるかもしれない


大きさの違う楕円形をした光の筒を角度を違えてコンクリートの地形に沿った壁の中芯に埋め込む 楕円のガラスの反射と透過はそれだけで 四季の変化,太陽の変化に微妙なズレを生む 現在と前後の時間までも三面鏡のごとく表象するだろう この2本のシリンダーに挟まれた空間が非日常へのアプローチとなる。

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