．

木の家づくりにかぎれば

1,設計と施工を分離して発注する方式と．．．．

　　　　　　　　　　　　　　2,工務店に設計施工をまとめて発注する方式の二種類があります。．．．．．．．．．

．．．オカ・カズチカ．

　　　デザインビルドは2,に該当します。．．．．．．．．

設計能力が高く木の家こだわった工務店であればOKですが．．．

画一的な仕事が多くなかなかデザインに優れたところはありません

その辺が建築家が建築家たるゆえんとも思えます。

．

しかしながら設計施工を分離しますと．．．．．．．．．．．

　　　　　無垢の木+漆喰の家は高級住宅になって手の届かない家になってしまいます。

材木の値段、流通コスト、加工のコスト、自然素材ゆえんのコスト

特に自然素材ゆえんのコスト．．．．．．．．．．．．．．．．

　　　　施工者にとってクレームほどいやなものはありません（誰でもでしょうが）

　　　材木の乾燥不足による収縮の隙間、割れ、言いかけるときりがありません

　　　　ということはリスクを避けるには自然素材を使うのを止めるか．．．．．．

　　リスク分のコストを上げざるということしか手だてがなくなります。

．

v無垢の木＋漆喰+デザインを値打ちに

　　というデザインビルドがあるとすれば．．．．．

．．．．．．．..．．.

3,　設計事務所が主体になった分離発注による発注方式　

どう考えてもこれしか方法がありません

メリット

1, 設計の段階から材木屋さんにある乾燥材を想定した設計が可能になる

　　　　　　　　現在手に入る素材をどこにどう使うかを考えながら設計するということです。．．．．．

地　よく乾いた地松の丸太を使えたりできるのもこの方式だからです。．．

2, 施工のノウハウをいかした設計が可能になる。．．．．．．．．．．

　　　　　例えば外壁に土を塗るということもネタづくりからのノウハウがなければ不可能

．　さらにそれに石灰を混ぜた外壁を塗ることなどまったくできません。．

3, 分離発注ですので上流で物を購入することができる。．．．．．．．